
2017年11月26日(日)5回東京8日
第37回ジャパンカップ(GI)
東京競馬場2,400mで行われる国際競争。
日本中央競馬会の中で有馬記念と並び最も賞金が多いレース。
そのため、毎年国内外から屈指のメンバーが出走し豪華メンバーでのレースが見られる日本最高峰のレースと言ってもいいだろう。
JRA競馬 ジャパンカップ2017 枠順確定
では早速、このレースの過去のデータから見ていきたいと思う。
◆人気
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1番人気(3-3-2-2) 馬券圏内率80%
1.8~3.8倍圏内 馬券圏外は3.3倍3.6倍
2番人気(1-1-2-5)馬券圏内率50%
3.4~7.7倍圏内 馬券圏内は、3.4倍1着 3.7倍4.7倍2着 5.4倍3着
3番人気(1-1-0-8)馬券圏内率20%
4.9~8.4倍圏内 馬券圏内は、6.6倍1着 6.7倍3着
4番人気(3-1-0-6)馬券圏内率40%
7.3~21.1倍圏内 馬券圏内は、8.8倍8.9倍9.2倍1着 10.5倍2着
5番人気(1-1-0-8)馬券圏内率20%
8.0~21.3倍圏内 馬券圏内は、10.9倍1着 12.2倍2着
6番人気(0-1-3-6)馬券圏内率40%
9.6~25.7倍圏内 馬券圏内は、14.1倍2着 9.6倍11.3倍13.9倍3着
7番人気(0-2-0-8)馬券圏内率20%
13.0~37.2倍圏内 馬券圏内は、23.9倍29.8倍2着
8番人気(0-0-1-9)馬券圏内率10%
14.3~48.4倍圏内 馬券圏内は、28.2倍3着
9番人気(1-0-0-9)馬券圏内率10%
18.2~52.2倍圏内 馬券圏内は、41.0倍1着
10番人気以下(0-0-2-82)馬券圏内率2.3%
36.4~391.2倍圏内 馬券圏内は、103.1倍106.5倍3着
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人気別に見ると、1番人気の信頼度は高く着外2頭の内1頭は外国馬のため国内組ではほぼ3着以内にはきていることになる。
他勝率では4番人気が1番人気と並んでおり、8.0~9.9倍の4番人気であれば(3-0-0-1)の戦績で好走しているため今年該当する馬がいれば注意してほしい。
◆配当 (過去10年平均)
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単勝平均983円(最高配当円4,100 最小配当210円)
馬連平均3,446円(最高配当10,160円 最小配当700円)
3連複平均19,204円(最高配当80,880円 最小配当1,010円)
3連単平均85,851円(最高配当324,680円 最小配当5,550円)
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G1でもトップクラスのメンバーが揃うため、平均配当はやや低めになっている。
◆枠・馬番
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1枠(2-2-3-13) 馬券圏内率35%
2枠(2-0-1-17) 馬券圏内率15%
3枠(2-1-2-15) 馬券圏内率25%
4枠(1-0-0-19) 馬券圏内率5%
5枠(0-3-1-16) 馬券圏内率20%
6枠(0-1-0-18) 馬券圏内率5.2%
7枠(1-0-2-23) 馬券圏内率11.5%
8枠(2-3-1-23) 馬券圏内率20.6%
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1番(1-1-2-6) 馬券圏内率40%
馬券に絡んだ馬は、1.1.3.14番人気
2番(1-1-1-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、2.4.8番人気
3番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
4番(2-1-0-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、2.4.5番人気
5番(1-0-1-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、1.11番人気
6番(1-1-1-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、4.4.6番人気
7番(1-0-0-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、1番人気
8番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
9番(0-2-0-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、1.7番人気
10番(0-1-1-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、1.2番人気
11番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
12番(0-1-0-8) 馬券圏内率11.1%
馬券に絡んだ馬は、5番人気
13番(0-0-1-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、2番人気
14番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
15番(2-0-1-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、3.4.6番人気
16番(1-2-0-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、1.6.9番人気
17番(0-1-1-7) 馬券圏内率22.2%
馬券に絡んだ馬は、1.6番人気
18番(0-0-0-7) 馬券圏内率0%
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枠番・馬番別では、内と外が優勢なデータとなっている。
反対に4枠6枠は割引となりそうだ。
◆馬齢・性別・所属
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3歳 (2-2-2-24)馬券圏内率20%
4歳 (6-3-3-41)馬券圏内率22.6%
5歳 (2-4-3-36)馬券圏内率20%
6歳 (0-1-0-24)馬券圏内率4%
7歳 (0-0-2-12)馬券圏内率14.2%
8歳以上(0-0-0-8)馬券圏内率0%
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牝馬 (5-2-2-16)馬券圏内率36%
牡馬・セン(5-8-8-128)馬券圏内率14.0%
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美浦 (1-0-2-31) 馬券圏内率8.8%
栗東 (9-10-8-74) 馬券圏内率26.7%
外国 (0-0-0-42)馬券圏内率0%
地方 (0-0-0-3)馬券圏内率0%
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このように見ると、年齢別では3.4.5歳がほとんどの割合を占めている。
6歳以上はやや割引そう。
性別では牝馬が優位。
所属別では関西所属がほとんどの割合を占めている。
海外からの出走は過去10年で1度も馬券に絡んでいない。
◆馬体重
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~400㎏ (該当なし)
400~419㎏(0-0-0-3)馬券圏内率0%
420~439㎏(0-1-0-4)馬券圏内率20%
440~459㎏(1-1-0-16)馬券圏内率11.1%
460~479㎏(4-2-1-25) 馬券圏内率21.8%
480~499㎏(4-3-5-53)馬券圏内率20%
500㎏~ (1-3-4-45)馬券圏内率15.0%
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馬体重別では、各項目ごとの出走数は差があるものの好走の優劣はさほどなさそう。
◆脚質
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逃げ(1-0-0-9)
先行(3-2-4-29)
差し(6-5-4-63)
追込(0-2-2-42)
マクリ(0-1-0-1)
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このレースでは先行、差しがほとんどの割合をしているのが分かる。
東京の2,400mではなかなか逃げ切れる馬もおらず好位につけて折合いがつけばチャンスはありそう。
◆前走レース・着順・人気別
前走レース
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天皇賞・秋(6-6-7-44)
9頭がこのレースからの登録。
なんと言っても天皇賞春秋を制したキタサンブラック。
前走も今までにはない勝ち方で改めて強さを痛感したレースとなった。
その他2着のサトノクラウン、3着のレインボーラインなど有力馬も多く、毎年ここからの馬が馬券の中心になっているため注目だ!
秋華賞(1-0-1-3)
該当馬なし。
エリザベス女王杯(0-1-0-3)
該当馬なし。
京都大賞典(1-1-0-10)
シュヴァルグラン、サウンズオブアース、トーセンバジル、ラストインパクトが登録。
シュヴァルグランはなかなか勝ちきれないがG1でも勝つ力は十分ある。鞍上次第で...
サウンズオブアース、ラストインパクトと共に去年、一昨年ジャパンC2着と好走はしているものの近走の走りを見る限りなかなか厳しそう。今回は見送り濃厚か。
毎日王冠(0-0-0-1)
該当馬なし。
阪神大賞典(0-0-0-1)
該当馬なし。
菊花賞(1-0-0-8)
該当馬なし。
アルゼンチン共和国杯(1-0-1-11)
該当馬なし。
オールカマー(0-0-0-2)
タンタアレグリアが登録。
前走長期休養明けでのオールカマーだったが、3着と好走。
G1での好走はこれまでなく、実力もはっきり言って劣るが展開次第で3着はあってもおかしくない。
天皇賞・春(0-0-0-1)
該当馬なし。
神戸新聞杯(0-0-0-1)
今年のダービー馬レイデオロが参戦。
初の古馬混合戦にはなるが、アルゼンチン共和国杯でダービー2着のスワーヴリチャードが現3歳世代の強さは証明済み。
キタサンブラックとの対決が楽しみな一戦だ。
福島記念(0-0-0-1)
該当馬なし。
宝塚記念(0-0-0-1)
該当馬なし。
札幌記念(0-0-0-1)
該当馬なし。
海外(0-2-1-47)
オープン特別(0-0-0-3)
1600万以下(0-0-0-4)
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前走着順 ※は条件戦の着順
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1着(3-2-5-28) ※(0-0-0-4)
2着(2-1-0-25)
3着(1-1-2-6)
4着(2-3-0-11)
5着(0-1-0-12)
6着(2-0-0-11)
7~9着(0-1-2-22)
10着~(0-1-1-25)
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前走着順別で見ると、1着の馬が好走はしているが、それほどまでに良いわけではなく、4着の馬の方がデータ的には良さそう。
巻き返しも多いデータのため着順は気にする必要はなさそうだ。
前走人気 ※は条件戦の人気順
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1番人気(5-2-3-20)※(0-0-0-1)
2番人気(1-1-3-10) ※(0-0-0-2)
3番人気(1-5-0-12)
4番人気(1-1-0-11) ※(0-0-0-1)
5番人気(1-0-1-8)
6番人気(0-0-0-7)
7~9番人気(0-2-1-18)
10番人気~(0-0-2-32)
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前走人気別では、人気を集めていた馬が好走している。
ここは逆らわずに前走人気の馬から買って良さそう。
◆まとめ・短評
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◎1番人気(3-3-2-2) 馬券圏内率80%
4番人気(3-1-0-6)馬券圏内率40%
6番人気(0-1-3-6)馬券圏内率40%
◎1枠(2-2-3-13) 馬券圏内率35%
◎3歳 (2-2-2-24)馬券圏内率20%
4歳 (6-3-3-41)馬券圏内率22.6%
5歳 (2-4-3-36)馬券圏内率20%
◎牝馬 (5-2-2-16)馬券圏内率36%
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■以上を踏まえて、枠順確定前予想!
◎キタサンブラック
やはり本命はキタサンブラック。
前走では後ろからの競馬になり、厳しい展開かと思った矢先、直線に入れば先頭に上がっておりそのままゴール。
現役最強の力を見せた。
ジャパンCでもすんなり勝ってくれそう。
◯ソウルスターリング
古馬混合戦になってから全く見せ場のないこの馬だが、3度目の正直で好走してくれることに期待している。
オークスを制したこのコースならチャンスは十分だ!
▲レイデオロ
キタサンブラックと比較するとやはりキタサンブラックの方が一枚上手ではないかと感じる。
はっきり言って根拠はないため、ジャパンCで証明されるだろうが、上手く力が発揮できればと言ったところか...
△シュヴァルグラン
前走の京都大賞典では、1番人気に支持されるも3着。
今回鞍上が決まっておらずデムーロが乗れば、勢いで勝ってもおかしくなさそうだ。
穴レインボーライン
前走の天皇賞は3着と好走し今回も十分にそのチャンスはあるとみる。
距離も1,600~3,000mでの好走実績もあるため今回も穴馬として最適だ!