
2017年12月17日(日)5回阪神6日
第69回朝日フューチュリティーステークス(GⅠ)
毎年12月に行われる2歳G1のマイル戦。
昨年までは唯一の芝の2歳G1であったが今年からホープフルSが格上げG1となったため唯一ではなくなった。
また、2013年までは中山競馬場で行われていたが、2014年からは阪神へと舞台を移動している。
では早速、このレースの過去のデータから見ていきたいと思う。
◆人気
---------
1番人気(3-2-1-4) 馬券圏内率60%
1.3~4.6倍圏内 馬券圏外は1.8倍4.2倍
2番人気(2-1-1-6)馬券圏内率40%
3.9~7.3倍圏内 馬券圏内は、5.4倍1着 5.3倍2着 6.2倍3着
3番人気(1-0-2-7)馬券圏内率30%
5.3~15.4倍圏内 馬券圏内は、6.2倍1着 5.3倍15.7倍3着
4番人気(1-2-1-6)馬券圏内率40%
5.9~16.2倍圏内 馬券圏内は、8.7倍1着 9.7倍10.3倍2着 8.3倍3着
5番人気(1-1-2-6)馬券圏内率40%
6.2~24.6倍圏内 馬券圏内は、14.6倍1着 6.2倍2着 12.1倍13.5倍3着
6番人気(1-1-0-8)馬券圏内率20%
11.7~27.1倍圏内 馬券圏内は、14.2倍1着 15.2倍2着
7番人気(1-1-0-8)馬券圏内率20%
12.1~39.5倍圏内 馬券圏内は、34.5倍1着 15.8倍2着
8番人気(0-0-1-9)馬券圏内率10%
14.1~43.8倍圏内 馬券圏外は14.1倍3着
9番人気(0-0-0-10)馬券圏内率0%
14.3~54.0倍圏内
10番人気以下(0-2-2-70)馬券圏内率5.4%
20.5~312.0倍圏内 馬券圏内は、28.2倍64.7倍2着 72.7倍91.6倍3着
---------
人気別に見ると、1番人気は6割と1番人気の割には低めの割合。
2014年の阪神開催となってからは10番人気以下の馬が3年連続きており、阪神開催となってからは波乱傾向にある。
わ
◆配当 (過去10年平均)
---------
単勝平均995円(最高配当3,450円 最小配当230円)
馬連平均4,717円(最高配当14,050円 最小配当520円)
3連複平均14,726円(最高配当42,820円 最小配当1,820円)
3連単平均87,328円(最高配当221,200円 最小配当6,720円)
---------
平均配当はご覧の通り。
2014年の阪神競馬場から毎年10番人気以下の馬が絡んではいるものの平均配当はかなり低めになっている。
小波乱決着と考えて買うのが無難なレース。
◆枠・馬番
---------
1枠(2-0-2-16) 馬券圏内率20%
2枠(2-2-2-14) 馬券圏内率30%
3枠(1-3-1-15) 馬券圏内率25%
4枠(1-0-1-18) 馬券圏内率10%
5枠(0-1-0-19) 馬券圏内率5%
6枠(1-4-0-15) 馬券圏内率25%
7枠(1-0-3-18) 馬券圏内率18.1%
8枠(2-0-1-19) 馬券圏内率13.6%
---------
1番(1-0-0-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、3番人気
2番(1-0-2-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、12.5番人気
3番(2-1-1-6) 馬券圏内率40%
馬券に絡んだ馬は、1.2.3.10番人気
4番(0-1-1-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、4.12番人気
5番(0-2-1-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、1.1.4番人気
6番(1-1-0-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、4.14番人気
7番(0-0-1-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、4番人気
8番(1-0-0-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、1番人気
9番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
10番(0-1-0-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、7番人気
11番(1-3-0-6) 馬券圏内率40%
馬券に絡んだ馬は、1.2.5.6番人気
12番(0-1-0-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、2番人気
13番(0-0-1-9) 馬券圏内率10%
馬券に絡んだ馬は、11番人気
14番(1-0-2-7) 馬券圏内率30%
馬券に絡んだ馬は、3.5.7番人気
15番(1-0-1-8) 馬券圏内率20%
馬券に絡んだ馬は、2.8番人気
16番(0-0-0-10) 馬券圏内率0%
17番(1-0-0-1) 馬券圏内率50%
馬券に絡んだ馬は、6番人気
18番(0-0-0-2) 馬券圏内率0%
---------
枠番、馬番別では数字で見ると明らかに内枠有利ではあるが、2014年の阪神競馬場開催となってからは外枠も必ずきており傾向が見えにくくなっている。
◆性別・所属
---------
牝馬 (0-0-0-4)馬券圏内率0%
牡馬・セン(10-10-10-132)馬券圏内率18.5%
---------
美浦 (6-5-3-39) 馬券圏内率26.9%
栗東 (4-5-7-94)馬券圏内率11.0%
地方 (0-0-0-1)馬券圏内率0%
---------
このように見ると、性別別では牝馬の出走は少ないものの昨年ミスエルテが1番人気に支持されるも4着に終わりなかなか厳しいのが現状。
所属別では、阪神競馬場に舞台が移っても美浦所属も好走しており、美浦が優勢なのは変わりなそうだ!
◆馬体重
---------
~400㎏ (該当なし)
400~419㎏(0-0-0-1)馬券圏内率0 %
420~439㎏(0-0-0-3)馬券圏内率0%
440~459㎏(1-1-3-26)馬券圏内率13.3%
460~479㎏(1-5-2-49)馬券圏内率14.0%
480~499㎏(2-3-4-39)馬券圏内率18.7%
500㎏~ (6-1-1-16)馬券圏内率33.3%
---------
馬体重別では、500㎏以上が圧倒的に優勢。
勝率だけでも6割と高い数字を残しており、大型馬には注目してほしい。
◆脚質
---------
逃げ(1-0-1-8)
先行(2-2-3-32)
差し(6-7-5-44)
追込(1-1-1-50)
---------
データで見れば差し中心の馬券になっているが、やはり中山から阪神に舞台が移り競馬場の特徴が全く違うので傾向は見えにくい。
この3年だけで言えば差しがきてはいるが、展開を読む必要があるだろう。
◆前走レース・着順・人気別
前走レース
---------
東京スポーツ杯2歳S(2-2-1-13)
該当馬なし。
京王杯2歳S(1-5-2-30)
タワーオブロンドン、カシアス、アサクサゲンキが登録。
このレースを制したタワーオブロンドンは、やはり能力は一枚上手といったところ。
だが、どの馬も芝のレースで全て馬券圏内と安定しており好走してもおかしくない。
デイリー杯2歳S(0-2-2-15)
ケイアイノーテック、フロンティアが登録。
このレースからの勝ち馬は出ていないが好走はあるため注意が必要。
新潟2歳S(1-0-0-0)
該当馬なし。
函館2歳S(0-0-0-1)
該当馬なし。
KBCファンタジーS(0-0-0-2)
該当馬なし。
札幌2歳S(0-0-0-1)
該当馬なし。
いちょうS(0-0-1-1)
該当馬なし。
サウジアラビアRC(0-0-0-2)
ダノンプレミアム、ステルヴィオが登録。
朝日フューチュリティSが阪神開催となった年に開設されたレースでここからの出走組は少ない。
しかし、今回レコード決着で勝利したダノンプレミアム、2着のステルヴィオは能力が高く今回初めての勝ち馬の輩出となりそうな予感だ!
オープン特別(0-0-0-18)
500万以下(5-1-4-35)
未勝利(0-0-0-5)
新馬戦(1-0-0-4)
地方 (0-0-0-2)
---------
前走着順 ※は条件戦の着順
---------
1着(9-5-7-61) ※(6-1-4-37)
2着(0-2-2-20) ※(0-0-0-2)
3着(0-1-1-4) ※(0-0-0-1)
4着(1-1-0-8) ※(0-0-0-2)
5着(0-0-0-6) ※(0-0-0-1)
6着(0-0-0-6)
7~9着(0-1-0-15) ※(0-0-0-1)
10着~(0-0-0-8)
---------
前走着順別では、前走1着の馬が好走している割合がかなり高い。
前走は悪くても4着以内が条件となりそうだ。
前走人気 ※は条件戦の人気順
---------
1番人気(7-2-5-25) ※(4-0-3-11)
2番人気(1-2-1-18) ※(1-0-1-8)
3番人気(0-4-1-18) ※(0-1-0-6)
4番人気(1-1-1-9) ※(1-0-0-3)
5番人気(0-1-1-17) ※(0-0-0-7)
6番人気(0-0-0-11) ※(0-0-0-3)
7~9番人気(1-0-1-17) ※(0-0-0-5)
10番人気~(0-0-0-11) ※(0-0-0-1)
---------
前走人気別では、着順別同様人気があった馬が好走しているデータ。
前走の戦績も人気・好走がともに条件となるだろう。
◆まとめ・短評
---------
阪神競馬場開催となって、3年しか経過していないためデータの傾向が見えにくいが、使えそうなデータとしては、
500㎏~ (6-1-1-16)馬券圏内率33.3%
大型馬がやや有利な状況。
また、今年からホープフルS(2,000m)が開催され出走が分散されるためますます傾向が見えないため調教や展開が重要となってくる。
---------
■以上を踏まえて、枠順確定前予想!
◎ダノンプレミアム
前走のサウジアラビアRCでは、2番手追走から直線抜け出しの1着でレコード勝ち。
前走の勝ちっぷりの東京よりも阪神の方がこの馬としても合ってるように感じるため、大本命にしたい!
◯ステルヴィオ
対してダノンプレミアムに負けはしたステルヴィオだが、上がり最速の2着。
文句無しの対抗で、頭で来てもおかしくない一頭だ!
▲フロンティア
前走のデイリー杯では、1番人気に支持されるも4着に敗れた。
右回りコースに対して不安は拭えないが、新潟2歳Sでは快勝しただけに能力は引けを取らないとみて買いたい。
△タワーオブロンドン
朝日フューチュリティSでは、間違いなく人気の一頭ではあるが、初のマイル戦で不安材料もある。すんなり勝ってしまってもおかしくはないが2歳戦ともあって走ってみないと、といった感じ。
穴ムスコローソ
500万以下のクラスを勝利し登録。
前走が500万以下組は相性も良いため紐では買いたい一頭。